屋根の上で富士の町を眺めた思い出に浸る占い師
こんにちは。
カエルのバックル『カナエル』です。
そういえば、伊豆シャボテン公園のハシビロコウがお亡くなりになっていたそうです。
ご主人と奥方は、植物と鳥が好きで、花鳥園とかシャボテン公園は最高の遊び場でした。
ですので、しょっちゅうお出かけしていました。
今日の写真は、生前のハシビロコウ「ビル」さんです。
何年か前に撮った写真だそうです。
鳥と言えば、ご主人のおじい様がミミズクを飼っていたって聞きました。
おじい様はお寺にボランティアに行くのを日課にしていたそうですが、ミミズクのヒナが頭の上に落ちてきたから、育てて山に返してやろうって考えたみたいです。
生きたネズミを狩らせる練習とかしてたらしいです。
そんなおじい様、骨董収集が趣味で、ご主人が占いを始めるきっかけにもなった人。
頑固で短気で外地蔵内弁慶のなかなか厄介な爺様だったようですが、ご主人とはウマがあったようで、小さなころからたいそう可愛がってもらったそうです。
そんなある日。
おじい様、家のテレビの映りが悪く、屋根に上ってアンテナの修理をすることに。
ご主人と屋根に上り、2人で修理。
まだ小学生のご主人は、手伝いというより、ただ一緒に屋根に上りたかっただけのようで。
おじい様、集中するとあまり周りが見えない。
夏も終わり、涼しくなり始めた秋晴れの日。
ご主人は、屋根の上でウトウトしてしまったそうな。
そして、気づく…。
おじい様がいない。梯子も無い。
アッと思った瞬間ご主人の目には、梯子を乗せたケットラが門から出ていく光景。
そうです。 ご主人が屋根にいるのを忘れて、いつものようにお寺へと行ってしまったのです。
そして、そこからがさすがのご主人。 諦めて、また昼寝。
そういう時、ジタバタしない感じがご主人っぽい。
おじい様が戻られたのは夕方だったそうです。
ご主人屋根の上で3時間ほど、ぐーたらしていたそうです。
まだ高い建物もあんまりなくて、富士の町がよく見えたそうです。
ご主人はこんなふうに時々ノスタルジックな思い出を語ります。
そういえばハシビロコウを初めて知ったのも、おじい様に買ってもらった本だって。
初めて見るまで20年以上、頭のどこかに記憶していたそうです。
そりゃ、このインパクト、なかなか忘れられませんよね。
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