思い出多い吉原商店街の占いを始める
こんにちは。
僕はカエルのバックル『カナエル』です。
ご主人のお臍の下に密着して、20余年、四六時中行動を共にしてます。
そして僕のライバル、財布の『カッチマン』もご主人と行動を共にする一人です。
悔しいけれど、ご主人との付き合いは僕より長く、もう30年一緒に暮らしています。
そんなご主人は、神奈川の山ん中で、奥方と猫のモニャーンとのんびり暮らしです。
平穏な毎日が続くある日、ご主人が突然、占いの拠点を富士に移すとか言い始めました。
「癒しの館・宝運堂ができるんだ。俺そこに間借りする」
え?だって、家の物置をカウンセリング室に改造したばっかりじゃないですか。
モニャーンと雰囲気合わせるとか言って、壁紙もカーテンもこだわりぬいていたじゃないですか。
モニャーン泣いてしまうよ。
まあ、ご主人は決めたら曲げませんが…。
そして、いざ物件を下見。ご主人はたいそうお店を気に入ったようでした。
その後、吉原商店街をお散歩。
表に出たり裏に行ったり、ご主人の雰囲気がほんわかしていました。
ご主人、この吉原商店街に並々ならぬ思い出があるようです。
そして、今もその思い出は増え続けているようです。
とある自販機の前、ご主人はニヤニヤと、カッチマンは感慨深げ、そして当時を知らない僕は不機嫌に。でも、ご主人は甘酸っぱい思い出に浸りながら、ご満悦の様子でした。
その後も開店まではとんとん拍子。
けれどそんなときに限ってご主人の本業はとてもドタバタでした。
結局、出張からの開店になってしまい、僕もカッチマンもとても心配していました。
そして出張の朝。
ご主人は2時間ほど仮眠して、スーツケースに5日分の服を準備していました。
と、そこへモニャーンが走り寄ってきたのです。
スーツケースにジャンピング鎮座…。
しばらくご主人と離ればなれになってしまうのを察したのです。
こうなると、もうどうにもなりません。
「モニャーン、どいてくれニャーン」
ご主人は顔をスリスリしながら、モニャーンにナデナデ、通称モニャデを始めてしまいました。モニャデは30分に及び、満足したのか、無事準備を再開できました。
しっかり30分遅れで出発。
ご主人、最近占いをすることが多くなって、とても楽しそうです。
この人、誰かと話しができるなら、プライベートでも仕事でも関係なくうれしいようです。
お客様には笑って帰ってもらえたら満足しちゃうようで、過去にはお金をもらい忘れてしまうこともありました。
カッチマンが嘆いているのが聞こえました。
けれど、宝運堂で占いをはじめて、ご主人様は明らかに元気です。
自分以外の占い師さんと話したことのないご主人様は、
「宝運堂のみんな、いい人だったよ~」
って、うれしそうでした。
ちゃっかり、僕もカッチマンも宝運堂の一員だと思ってますから、これからの宝運堂の発展が楽しみです。
皆さま、怖がらないでお店に入ってきてくださいね。
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